衛生グッズの一種にもなっている「三角巾」「包帯」
一度は目にしたことあるけど、実際使ったことありますか?
どんな時に使うのか、または、する意味はあるのか・・・
そう思っている人もいるのでは?
ここでは、私、防災士が防災目線で三角巾と包帯について解説していきます
1.三角巾
学校給食で給食当番の時、頭に巻いていた三角巾と同じと考えて良いです
三角というだけあって三角な物と思いきや、正方形の物が多いです
三角巾の使い方、する意味としては
- 骨折した腕のサポート
- 頭、腕、足首をケガしたときに止血する
がメインの使い方になりますが他にも使い道があります
- 口に当てることでマスクの代役になる
(飛沫感染、大きな土ホコリやホコリ、煙)
コロナウイルスでマスク不足がありますが、いざとなったら三角巾でも代用できるのです - 布として使う事で、避難生活中での目隠しとして使える
- 白い三角巾は目立つので、棒などに巻き付けて目印に使える
- 授乳用のケープとして使える
- 風呂敷みたいに包むことでバックの役割にもなる
これだけの使い道があることを知っていましたか?
巻き方は、とても参考になる画像があるので貼っておきます↓↓
巻き方は忘れることがあるので、いざ使う時にまた確認すれば大丈夫です
さらに大阪市のホームページの画像が分かりやすく参考になるので見てみてください↓↓
ボジョレー君と応急処置(ファーストエイド)三角巾の使い方や患者搬送を学びましょう。
大阪市ホームページ記載(西淀川消防署)
大阪市消防局のマスコットキャラクター「ボジョレー君」と西淀川区のマスコットキャラクター「に~よん」が三角巾の使い方と患者搬送について教えてくれるパンフレットを作成しました。
とても分かりやすくまとまっているので印刷して持っておくことも有りです
2.包帯
包帯は皆さんすぐ思い浮かぶこと思います
ケガをした時に負傷部を清潔な包帯で巻くことで、感染症を防いだり、菌が入らないようにするため
ここで、おさらいしておかなければならないのが災害時は不衛生になりやすいということ
大雨や洪水で浸水したあとの土には、下水や河川からの病原菌がいます
そこを車が通る事で土煙が空中に舞い、その中での作業をしいられることもあります
また、地震や台風で断水した場合、洗うことが出来ずに一気に不衛生になります
災害時は不衛生になる
このことを覚えておいてください
意識さえしておけば、意識しない場合に比べ早く対応できます
つまり、負傷部を衛生的に保つことができる包帯は必ずいるということになります
巻き方
基本的に、包帯の巻きはじめと巻き終わりは、包帯のズレを予防する目的の環行帯という巻き方になります
教えてお医者さん病院探しのポータルサイトより引用
※環行帯とは・・同じ箇所を何回も環状に巻いていく方法のこと
注意する点
・患部を基準に、心臓から離れている方から巻きはじめる
・血流を阻害(圧迫)しないように転がすように巻く
・引き出した包帯の内側が上に見えるようにして巻く
・巻き終わりは内側に折り返してから留める
・かぶれなどを防ぐため、包帯内で皮膚と皮膚が接触しないように巻く
・屈伸する関節部分の可動を妨げないように巻く
・かぶれなどを防ぐため、包帯内で皮膚と皮膚が接触しないように巻く
・屈伸する関節部分の可動を妨げないように巻く
・創傷部の止血の場合は、滅菌された包帯材料を使う
教えてお医者さん病院探しのポータルサイトより引用
親指、他の指、手首、腕、ひざ、下腿部の巻き方については
画像付きで紹介されている記事「教えてお医者さん病院探しのポータルサイト」がとても分かりやすかったので紹介します↓↓
https://www.oshiete-geka.com/info/houtai-makikata.html
まとめ
三角巾と包帯はなんのためにするのか、その意味について解説してきました
・三角巾
骨折した腕のサポート、止血をするため
その他、マスクのや目隠し、授乳ケープ、バックにも代用できること
・包帯
ケガをした部分を清潔に保つため(災害時は不衛生になる)
これでブログで取り上げた衛生グッズは以上となります
過去に取り上げた衛生グッズは、下にリンクを貼っておくので気になる方は見てみてください↓↓
一緒に頑張りましょう!