DIY

【かんたん】ピケットフェン作り方!子どもの飛び出し防止の安全柵をDIY!

更新日:

子どもが歩き始めて、色んなモノに興味が出始める2歳ごろ。

庭で遊ばせたいけど、フェンスが無くて遊ばせられない・・・
家の前の道路や川に飛び出そうで怖い・・・

そんな思いをしている人は、ピケットフェンスをDIYしてみませんか?
在庫はどこにでもあるホームセンターで手に入る
1×4(ワンバイフォー)材2×4(ツーバイフォー)材を切って組み立てるだけ。

DIY初心者でも意外と簡単に作ることができますよ。

今回使った道具

塗料:キシラデコール エクステリア #802 ピニー、徳用万能はけ幅30mm
測量:メジャー、定規、えんぴつ
切断:マキタのジグソー、ノコギリ、#150紙やすり
組立:マキタのインパクトドライバー、ネジ(スリム)3.8×65mm/3.3×35mm

用意する木材

左側2本:2×4材
右側3本:1×4材 

2×4材の断面:38mm×89mm
1×4材の断面:19mm×89mm

ホームセンターならほぼ100%置いてあるDIYには欠かせない規格材。

売られている長さは、「ft(フィート)」という単位で表記されることが多い。

6ft:1,820mm=182cm
3ft:910mm=91cm

これ以上の長さで売っているものもあるけど、購入して持って帰るには
6ftか3ftが良いです。

ちなみに、6ftを買ってホームセンターでカットしてもらう方が材料代は安くつきますよ。
だいたい、1カット30円~35円で頼めば切ってくれます。

今回は、横幅1,300mmのピケットフェンスを作るので

2×4材の3ft(910mm)・・・・3本
1×4材の6ft(1,820mm)・・3本

この分の木材をホームセンターで購入してくれば、写真のピケットフェンスは作れますよ。

1.塗装

木材を組み立ててから塗装する人もいますが、私は隙間まで防腐塗装をしたいので
最初に全体を塗装してから加工します。

今回使った木材はSPF材で、柔らかく加工がしやすい上に安価なので、気軽に手が出しやすい木材です。しかし、その反面、強度や耐久性に欠けるため、屋外で使うには腐食に十分注意しなければならない木材でもあります。

直射日光や雨風にさらされても、長持ちするように必ず塗装するようにしましょう

今回の塗装は、DIY芸能人で有名なヒロミさんも使っている大阪ガスケミカルの
「キシラデコール」を使用しました。

その中でも、子どもが触れるし、より環境にやさしいものを使いたかったので
水性 キシラデコール エクステリア」を使用。

大阪ガスケミカル

画像:大阪ガスケミカルHPより引用

水性 キシラデコール エクステリアの特徴:油性キシラデコールと同レベルの耐久性をもちつつも、より環境にやさしく、使いやすい商品。水性キシラデコールエクステリアで、エコで快適な塗装を。

今回の色は、芝生の緑に映える色にしたくて#802 ピニーを塗りました。

ハケは、塗装が水性なので安価な多用途刷毛で十分です。

塗料は大量に買えば買うほど単価は安くなるのですが、1.6Lや3.4Lの量ではなく
0.7Lを購入したのは、色が思っているのと違った・・・
という失敗を無くすために、特に初めて使う色は少なく購入した方が
結果的に安くつくことになります。

案外サンプルでは分かりにくいので、実際使って見たり、塗ってあるものを写真で見たほうが実物感が分かりやすいですよ!

しかも、0.7L容器は塗料を移し替える必要も無く、刷毛をそのまま塗料容器に浸けて
塗れるところも節約になりますよ。(バケット代がいらない)

2. 木材をカット

カットの線を引くなら、小学校のときに使っていた定規とえんぴつがあれば十分。

今回はマキタジグソーを使ってカットしました。
ノコギリでも良いですが、カットする量が多いのでジグソー丸ノコを持っていなければ
先ほど言ったホームセンターでカットを頼む方がより節約になります!

カットは一瞬。

今回作るピケットフェンスの大きさは、横幅1,300mmです。

DIYをより簡単に作りやすくするコツは、規格サイズに出来るだけ合わせること!

そうすることで、カットする回数も減る(失敗も減る)し、見た目もカッコ良くなります。

3. アーチを作る

今回の長さ(高さ)は両端から中央に向けて低くすることでアーチを作ります
写真の端から600mm、560mm、520mm、520mm、560mm、600mmです。
※ここでも、長さの種類を少なくすることで見た目も統一感が出てきます。
横幅を6ft(1,820mm)で作るならば、520mmの間に500mm、500mmを追加すれば見た目もカッコ良く広く作ることができます。

さらに、ここでもう一工夫することでよりカッコ良く・・・

4. 先端をカット

木材の先端を斜めにカットすることで三角のような尖った形をジグソーで作ります。
今回の角度は両端から30mmで三角を作っています。

先を尖らせる方法もありますが、子どものピケットフェンスなのでより安全に配慮した設計に。

さらに、足元を斜めに切込みを入れることで、より個性を出してみました!

5. やすりがけ

ここでも、安全に配慮するため紙やすりで角をなめらかにしておきましょう。

木材なので紙やすりの粗さは#80~#240くらいで十分になめらかになります。

紙やすりメモ:表面の目の粗さは番手といわれ「#」を付けた数字で表されます。
目安としては粗目#40~100、中目#120~#240、細目#280~#800、極細目#1000~の順。
#は粒度とも言われ研磨剤の粒子のサイズで、数字が小さいほど粗目になります。

紙やすりはたくさん使うのでネットで購入したり、100均に行ったときには買いだめしています。
100均のものでも十分にいけますよ!

6.ネジ選び

ネジ選びに悩む人も多いので、ここでは1×4材と2×4材を固定するときに必要な太さと長さを紹介します。(写真にあるネジ太さと長さを用意してもらえば問題ないです)

基本的に、「ネジの長さ=取付物の厚さ+20mm以上。しかし、先が飛び出ない長さ
を覚えておくと、色々な厚みの木材に対してネジ長さを選びやすくなりますよ!

例:
1×4材は厚み19mmなので、19mm+19mm=38mm以下にしないと先が飛び出てしまう。
2×4材は厚み38mmなので、38mm+20mm以上=58mm以上ならば強度◎

さらに、木材は割れやすいのでネジの種類にも注意が必要

【ネジの種類と特長の一覧】
・皿木ネジ(皿頭)の特徴:木工用、軸が少し太い、全体的に少し短め
・丸木ネジ(丸頭)の特徴:木材の上に金属プレートを取り付ける時、ネジ頭が出る
・コーススレッドの特徴:木工用粗目造作用ネジ、ネジ山が大きい
・スリムネジの特徴:木工用造作用ネジ、木割れしにくい
・ミニネジの特徴:建築内装用、釘のように細い
・その他のネジの特徴:プラスチックネジ、薄鋼板など

以上、ネジ選びの注意点をまとめると1×4材、2×4材を使う時は

・スリムネジ 太さ3.3mm×長さ35mm(1×4材の固定用として)
・スリムネジ 太さ3.8mm×長さ65mm(2×4材の固定用として)

を選べば間違いないです!

今回の、横幅1,300mmのピケットフェンスを作るのに使用したネジ本数は

スリムネジ 太さ3.3mm×長さ35mm・・・24本
スリムネジ 太さ3.8mm×長さ65mm・・・28本

この本数のネジがあれば、写真のピケットフェンスは固定できますよ。

7. 組み立て

ここでも、えんぴつで目印をつけてネジで固定していきます。
※目印をつけないとバランスが悪くなり見た目も悪くなるので、目印を付けてから固定を。
ネジ部が飛び出ていると子どもには危険なため、頭が出ないようしっかりとねじ込んでください。

意外とボルト止めする箇所が多いので、手動のドライバーだとちょっと疲れます。
インパクトドライバーを使うと作業効率がすごくUPしますよ!


今後、DIYを続けたい方色々作ってみたい方は是非購入を検討ください。
なぜ、購入を進めるかというと・・・DIYを続けれない理由として「大変だから!」という理由が多いからです。

確かに、切る道具は比較的安価なノコギリでも切れますし、インパクトドライバーではなく普通のドライバーでもネジは締めることができます。

しかし、やってみるとやっぱり大変・・・

DIYは1回きりで続かない人が多いのは、道具なんです!
(逆に、道具を買えば元を取るためにDIYが続くという考えもあります)

是非、DIYを続けたい方色々作ってみたい方は一度考えてみてください。

さらに、なぜマキタを購入するかというと、バッテリーの使いまわしが効くからです!
自分もジグソーやインパクトドライバーのバッテリーは同じ
マキタ(Makita) リチウムイオンバッテリー BL1015 10.8V 1.5Ah A-59841
を使いまわして、結果に経済的になっています。

※私は掃除機もマキタを使っていて、BL1015バッテリーでいけちゃってます(笑)

6-1.補強

屋外では風で倒れたり、子どもが寄り掛かったりするので補強はしておきましょう!
ナナメにカットするとより見た目も◎

7. 再塗装

最初に塗装するので、途中で切断したときは再塗装をしましょう!
しかし、切断面のみなので短時間で終わりますよ。(最初に塗装しておく効果)

今回の横幅1,300mmピケットフェンスで使用する塗料量は

キシラデコール(0.7L)を6割使用したので、約0.42L(420ml)を使用

8. 完成

子どもの飛び出し防止、通行止め用としてピケットフェンスの完成です。

今回、横幅1,300mmのピケットフェンスを作りましたが
6ft(1,820mm)のピケットフェンスをいくつも作って庭に並べてみました。

駐車場から道路への飛び出し防止にもピッタリ。
ピニーの色も、アーチの仕様も良い感じになったと思います。

9. まとめ

今回、横幅1,300mmのピケットフェンスを作るための材料として

【木材】
2×4材の3ft(910mm)・・・・3本

1×4材の6ft(1,820mm)・・3本

【ネジ】
スリムネジ 太さ3.3mm×長さ35mm・・24本

スリムネジ 太さ3.8mm×長さ65mm・・28本

【塗料】
キシラデコール 約0.42L(420ml)

以上の材料で、かんたんにピケットフェンスをDIYすることができました。
買えば4万円以上する品物なので、DIYで節約すると同時に楽しみながら手作りしてみてはいかがでしょうか。

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