政府の有識者会議である「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を4段階で評価するための指標を取りまとめました。
2020年8月7日に、分科会会長の尾身茂会長が会見された。
4つのステージと、それを判断する6つの指標を見ていきましょう。
4つのステージ
【目的】各都道府県がどの状況にあるか判断できるようにするため
※漸増(ぜんぞう)とは・・・だんだん増えること
6つの指標
以下の6つの指標で、各都道府県が判断していき、国と共有していく!
指標及び目安
注意点
・一つ一つの指標を機械的に判断しないこと。
⇒それぞれの数値が悪いからといって判断しないようにする。
・6つの指標を総合的に判断すること。
・感染の状況に応じ積極的かつ機動的に対策をすること。
※機動的とは・・・すばやい行動のこと
危機管理の要諦
尾身茂会長がいう、危機管理のもっとも大切なところは
最悪の事態を想定しながら、次の段階が起こりそうな兆しや予兆を早期に検知し、先手の対策を講じること。
※要諦(ようてい)とは・・・物事の最も大切なところ、肝心かなめの点という意味
緊急事態宣言は再発動は?
政府はあくまでも、総合的な判断だという考え。
まとめ
各都道府県がどんな状況なのかを判断する目安が設けられましたが、これからどう定着していくか私たちも一喜一憂せず注視していきましょう。