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台風の特別警報とは?いままでにある?なにをするか。台風10号

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2020年9月の台風10号で、今まで聞きなれない「台風の特別警報級」というワードを耳にした。

台風の特別警報

台風特別警報の基準

・中心気圧が930ヘクトパスカル以下
・最大風速が50メートル以上

数十年に1度しかないような勢力で接近すると予測されるときに、中心気圧や最大風速の予想をもとに、発表されます。

台風の特別警報はいままでに発表された?

台風の特別警報は過去2回発表されています。

・2014年7月8日 台風8号 中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50m/sとなり、台風由来では初めて沖縄県宮古島地方、その後沖縄本島地方に「特別警報」を発表。

・2016年10月3日 台風18号 中心気圧が905ヘクトパスカル沖縄本島地方に「特別警報」を発表。

私たちは何をすべきか?できること。

台風の特別警報は ”事前に発表される” 利点を活かす

「台風の特別警報は事前に発表される」という利点を活かすべき!
例えば、大雨の特別警報は、大雨が降り、状況が悪化してから発表されます。
それに対して、台風の特別警報は、台風の中心が対象地域に最も近づく前に発表されます。

災害の危険性が高い場所に住んでいる人は、いち早く避難行動をとりましょう!

台風が来るまでにやること(時系列)

災害発生時
・通過中は外へ出ない。
台風の際は、建物内で通り過ぎるのを待つのが基本。通過しているときは外へ出ないようにし、河川や用水路の見回りは危険なのでやめよう。

・エレベータを使わない。
地下にある電気室や機械室などが浸水するとエレベータが停止する可能性があるため、エレベータの使用は控えよう。

到達 6時間前 ~ 到達直前
・浸水の被害を想定する。
高潮、増水の恐れがある地区では気象情報や行政からの情報に特に注意を払い、すぐ避難できるように準備する。

・地下にいる場合は注意する。
地下鉄や地下街、地下駐車場などは浸水の恐れがあるので注意。

到達 6~12 時間前
・行政から避難勧告が出た場合は、複数で行動する。
行政から避難勧告が出たら戸締まりをして、近所の人に声をかけ、一緒に徒歩で避難しましょう。運動靴やトレッキング シューズなら、冠水した道路も比較的歩きやすい。

・避難準備情報が出された場合は、速やかに要援護者を避難させる。
行政から避難準備情報が出たら行動能力の低い人々を優先に、自動車等を使って速やかに安全なところに移送する。高齢者や障害者、乳幼児らを抱えた家族等が対象。高台などの避難所、親戚の家、福祉施設等を利用してください。

到達 12~36 時間前
・懐中電灯や食料などを用意する。
台風通過時は、断水や停電となる可能性があります。懐中電灯や情報を収集するためのラジオ、買い物に行けないことも考えて数日分の飲料水や食料を用意しておくといい。

・家財道具を高い場所へ移す。
水に濡れると高価な家財道具も台なしです。浸水被害に遭うと困るものは上の階など高い場所へ移しましょう。できれば浸水被害に対応する損害保険(火災保険の特約等)にも加入しておくとよいでしょう。

到達 36~48 時間前
・低地に住んでいる場合は、土のうなどを用意する。
低地や川沿いの住居には、浸水をせき止めたり浸水の時間を遅らせたりすることができる土のうの活用も有効です。土のうがあるかどうか、お住まいの都道府県や市町村に問い合わせてみましょう。土のうがないときは、代替手段として、ゴミ袋に水を入れて水のうをつくりコンクリート ブロックで固定する方法や、水の入ったペットボトルをダンボールに詰め、簡易の堤防にするといった方法もあります。

・事前に排水設備の点検・掃除をしておく。
排水溝の詰まりが原因で道路や庭などに雨水が溜まると、地下室や地下駐車場などが被害を受けます。また、ベランダの排水溝や雨どいが落ち葉やゴミなどで詰まっていると、2 階以上への浸水や天井裏への浸水などが発生することがあります。雨水の排水設備関係の点検・掃除を心がけましょう。

・屋根瓦やトタンを補強する。
風で屋根瓦が飛べば、けがでは済まされない事故になることもあり得ます。また、雨漏りの心配がないか、外壁のひび割れはないかなども確認しておきましょう。さらに、テレビのアンテナや倒れる可能性のある塀、自転車や鉢植えのように飛ばされる恐れのあるものは、ロープで固定したり屋内にしまったりといった対策をとりましょう。

気象庁

台風が接近する予報以外の地域の皆さんも、次の台風がくるかもしれないので、早め取りかかることに越したことはありません!台風が来ると想定して早めに行動しましょう!

防災グッズの準備は万端ですか?

土のうは準備していますか?

そもそも特別警報とは、どんな時に出されるのでしょうか?

特別警報とは

特別警報とは・・・
平成25年8月30日(金)に「特別警報」の運用を開始。
「特別警報」が発表されたら、ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。
気象庁は、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけます。これに加え、警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、「特別警報」を発表し最大級の警戒を呼びかけます。

気象庁のホームページに書かれていた内容です。

特別警報のイメージ

画像:気象庁

簡単にいうと、「警報の基準をはるかに超え、重大な災害が起こりそう」ということです。

「特別警報」が作られた理由

東日本大震災では、気象庁は大津波警報などを発表しましたが、必ずしも住民の迅速な避難に繋がらなかった例がありました。また、平成23年台風第12号による大雨災害等においては、気象庁は警報により重大な災害への警戒を呼びかけたものの、災害発生の危険性が著しく高いことを有効に伝える手段がなく、関係市町村長による適時的確な避難勧告・指示の発令や、住民自らの迅速な避難行動に必ずしも結びつきませんでした。気象庁は、災害に対する気象庁の危機感を伝えるために、この「特別警報」を創設しました。

気象庁

過去の教訓から作られていました。

最も中心気圧が低かった台風は?(上陸したとき)

気象庁が統計を取り始めた1951年(昭和26年)以降、日本に上陸した際やその直前の中心気圧が最も低かった台風です。

≪1番目 1961年(昭和36年)9月≫
台風18号「第2室戸台風」 925ヘクトパスカル
高知県の室戸岬では最大瞬間風速84.5メートル以上を観測したほか、大阪市で50.6メートルの最大瞬間風速を観測し、暴風や高潮によって甚大な被害が出ました。

≪2番目 1959年(昭和34年)9月≫
台風15号「伊勢湾台風」 929ヘクトパスカル
和歌山県の潮岬に上陸し、伊勢湾では大規模な高潮が発生し、死者・行方不明者は3,300人以上に上りました。
さらに、九州から北海道にかけての広い範囲で30メートル以上の最大瞬間風速を観測し、全国の死者4,697人、行方不明者401人と、台風による被害としては最悪となりました。

≪3番目 1993年(平成5年)9月≫
台風13号 930ヘクトパスカル
鹿児島県の薩摩半島南部に上陸し、現在の鹿児島県南さつま市の金峰町では高齢者や中学生などが避難していた住宅に土石流が流れ込み、避難していた20人全員が犠牲になるなど、鹿児島県内に大きな被害をもたらしました。

統計開始前の参考記録として、
1934年9月「室戸台風」911ヘクトパスカル
1945年9月「枕崎台風」916ヘクトパスカル
を観測しています。

まとめ

台風の特別警報の基準は
・中心気圧が930ヘクトパスカル以下
・最大風速が50メートル以上

私たちにできることは
・情報を入手して、早めの避難を考える
・防災グッズ、土のうなどを事前に準備しておく

近年の自然災害は、異例尽くしです!

想像する被害より1段階大きな被害を想定して、行動する避難タイミングより1段階早めのタイミングで避難しましょう

一緒に、頑張りましょう!

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