今回は、地震・火事・水害などで「避難するとき」に使うアイテムです。
まず最初に、質問をさせてください。
あなたが子供がいる場合、子供と避難所に避難する場面を想像してください・・
≪あなたは、地震で不安定になった天井や何が起こるか分からない避難所までの道中、子供の頭をどう守りますか?≫
手で守りますか?
地震のときは、がれきや危険なガラスなどが散乱している可能性が高いです。そんなときは、両手をフリーにしておくことが安全への第一歩となります。
夜に災害が発生したときに使うライトも、ヘッドライトが役立ちますし、避難しているときの荷物はリュックに入れて持ち運ぶのがおすすめです。
なぜかというと、ヘッドライトもリュックも両手がフリーになるから!
また、頭も守って足元も割れたガラスに気をつかって、子供の動きにも気をつかって・・・災害時にそんな一片にあらゆるものを守ることは不可能です!
災害時は、『 両手をフリーにすること 』『 守るものは道具を使って守る、意識して守るモノの数を減らすこと』がとても重要です。
そこで、頭を守るアイテムは何かというと・・・ヘルメットです!
しかし、ここで「防火ずきん」というものを聞いたことはありませんか?
ヘルメットと防火ずきん・・・使い分けは?漢字の通り防火ずきんは、火災のときに使う?・・・
防火ずきんとヘルメットの使い分けを災害で分けました。
・火災、豪雪のとき ⇒ 防火ずきん
・地震、台風、竜巻のとき ⇒ 防災用折りたたみヘルメット
防火ずきんは、首まで覆うので防寒対策にもなります。
また、工事現場で使うようなヘルメットを備蓄してもよいですが、場所を取るので、私は防災用折りたたみヘルメットを備蓄をしています。
ここで、ヘルメットなんて・・・そこまでしなくても・・・と思う人もいるのではないかと思っています。(過去の私がそう思っていました!)
しないと思った理由はなぜですか?
・・・大人だから?・・・カッコ悪いから?・・・人目を気にするから?
このような理由で、防火ずきんやヘルメットはいらないと言っているのであれば、口は悪くなりますが『 災害をイメージ出来ていません 』(過去の自分にも言っています)
私も、災害を経験してそれまでの意識が生ぬるかったなと身に染みて感じたし、その経験から今の「防災士」という私があります(余談ですが)
何が言いたいかというと、今思っている想像以上に
≪まず命を守ることが第一優先で行動してください≫
という想像を超える、想像をしてもらいたい。
最近は、特に嫌なイメージで「記録的な」「過去に類を見ない」「最大級」「数十年ぶり」などの自然災害が発生しています。
ただの想像だけでは、無意味となるケースが多く、「想像を超える、想像」が今の時代に合っていると覚えておいてください。
防火ずきんや防災用折りたたみヘルメットは大切と分かっても、いったいどんな防火ずきんや防災用折りたたみヘルメットを、持てばよいか分からない人もいると思うので、私(防災士)が防災目線で選んだもの(自分が買う時に候補にしたもの)をピックアップするので、買うときの参考にしてください。
今から紹介する防災グッズは、防災商品とアウトドア商品から厳選してます。それぞれ商品について、評価を3つ以上のサイトで確認し、どれも上位表示、口コミレビューも良いもになってます。
火災、豪雪のときには『防災ずきん』
火災から避難するときは、髪の毛を守りましょう。また、避難するときの頭部保護や防寒対策にもなります。
この商品を選んだ理由
- 防炎
- 防寒
- 防災用
地震、台風、竜巻のときには『防災用折りたたみヘルメット』
人間避難行動をイメージしてくださいと言われたら、頭を両手でおおい低い姿勢で逃げる姿をイメージしませんか?両手をフリーにして、両手より安全に頭を守ってくれるヘルメットは必要です。災害時は、建物もとても不安定な状態にあり物の落下が容易に起こることを知っておきましょう。
この商品を選んだ理由
- 収納時に場所をとらない折りたたみ式
- 軽量
いかがでしたか?防災用の頭を守るアイテムの種類が、意外に多くあることに、びっくりした人もいるのではないでしょうか。
頭はヘルメットで守って、両手は子供の手を握ってあげてください。
一緒に頑張りましょう!
この記事を作るにあたっての経緯や思考を下↓↓記事に書いているので合わせて見てみてください。
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