台風や地震などの天災で、私たちのライフラインであるガスが止まることがあります。
ライフラインとは・・・電気・水道・ガスなど生活・生存に不可欠の基が供給される経路。生活線。
しかも、ガスの復旧は電気や水道に比べて時間がかかります。
過去の災害によると、東日本大震災で復旧まで34日、阪神淡路大震災では復旧まで61日かかっています。
その間、ガスを使わない生活をすることになるので、その時に慌てないで良いように今からガスが止まった時をイメージして、備えるものは備えていきましょう。
それでは、一緒にイメージしていきましょう。
地震が起きた時の対応~ガス編~
初期対応
まず、地震が起きたら・・・あわてず、揺れがおさまるまで安全な場所でジッとしていてください。(震度5以上など強い地震では、ガスメーターが自動的にガスを遮断する仕組みになっています)
そして揺れがおさまったら、ガス機器の栓を閉めましょう!(消火)
次に、ガスの元栓も閉めてください!
※ガス臭い!!と感じたら、すぐに窓や扉を開けて換気をして、屋外へ避難してください。
決して、電気のスイッチや換気扇に触らないようにしましょう!
台風でもしガスが止まったら、同じくガス機器の栓を閉め(消火)
次に、ガスの元栓も閉めましょう。
ガスを使わない生活
コンロ
まず、ガスを使っているところでいうとコンロがあります。(オール電化やIHの家庭は読み飛ばしてください)
コンロが使えなくなると、温める調理が出来なくなりますし、赤ちゃんがいる家庭ではミルクのお湯や煮沸消毒のお湯が作れない可能性も・・・
(電気が通っている場合は、電気ポットやティファールを使ったり、消毒は電子レンジを使うもの「【コンビ】除菌じょ~ずα 」や水が出れば消毒液につけるタイプ「ミルトン 哺乳びん消毒」が使えます。)
色んな場合を想定するので、付いてきてください!
ではガスコンロの代役は?
代役は、カセットコンロがあります!
カセットコンロの燃焼時間は、季節によりますが大人2人で1日約1本使います。イワタニのホームページに使用本数の参考が載っていました。
ここで、備えるのは
・カセットコンロ
・カセットガスボンベ
災害時の避難生活は、とても不安です。
「温かい食べ物で救われた」という人も多く、不安なときに温かい食べ物で気持ちを落ち着かせましょう。
お風呂
ガスを使っているところ言えば、お風呂があります。
お風呂のお湯を温める熱量を備えておくことは、不可能に近くお風呂に関しては、近くの銭湯がやっていたらそちらに入りに行きましょう。
もし、銭湯もガスが止まって営業していない場合は、電気ポットで温めたお湯を使ってタオルで体を拭くだけでもスッキリします。
体拭きシートを使えば、電気が通っていない時も体を衛生的に保つことが出来る、特に夏場は汗をかいてベタベタ不快。
ここで、備えるのは
・体拭きシート
まとめ
台風や地震でガスが止まったときをイメージして
・カセットコンロ
・カセットガスボンベ
・体拭きシート
を備えましょう!
そして、いざ地震が起こったら
・あわてず、揺れがおさまるまで安全な場所でジッとする
・揺れがおさまったら、ガス機器の栓を閉める(消火)
・ガスの元栓も閉める
もし、ガス臭いと感じたら
・決して、電気のスイッチや換気扇に触らない
・すぐに窓や扉を開けて換気をする
・屋外へ避難する
日ごろからイメージしておくことが大切です!
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