防災士の資格を取得したら、その後どんなメリットがあるのか気になる方に向けて今回記事を書きました
まず、私は防災士の資格を持つサラリーマンです
会社では、企業防災に関わる仕事をしながら、休日は地域で活動、家では家族と防災について話をしています
こんな感じで、私は防災士として活動しています
先に、この記事の結論から話すと・・・
結論
防災士は、国家資格ではありません!
なので、資格を取ったからといって職につけることはありません
しかし!防災のみならず色んな方面から求められる人になれます!
確かに、資格を取って職に就こうとしている人には、意味が無い資格かもしれません
また、運転免許のような車を運転するためには、絶対必要な資格
つまり、生活に欠かせない資格でもありません
しかし、どの資格も持っているだけでは何の意味もなさないのは同じです
運転免許の資格は、車が移動手段として必要な地域に住んでいる人には欠かせないでしょうし、逆に、都会で車がいらない地域に住んでいる方は意味をなさないでしょう
なので、「資格=価値がある」という考え方は、昔の考え方と思っておいた方がいいです
ついでに言えば、「難しい資格=稼げる資格」、「難しい資格=職につける資格」、「資格=安定」も危ない思考です
資格の価値とは?
資格の価値は、希少性にあります
「難しい資格=希少性」とも取れますが、難しい資格というのは記憶力が大半を占めているので、今からの時代は、AI・人口知能などによって職業が置き換えられます
記憶力を武器としている資格は、AI・人工知能に勝てるはずはありません!
なので、「難しい資格≠価値がある」
資格の価値は、「きっかけ」「専門性の名刺」にしかならない!
その専門知識を学ぼうとするきっかけには、資格という言葉は使えます
「資格一覧」「一言で言える」「私はどういう人」など言葉で長々と説明するより、単的に表現できるところに資格は役立ちます
そして、資格に価値をつけるには、資格を取得した人がどういう行動を起こすか、何をするかで資格は価値に変わります
これは、国家資格・国家資格ではないにかかわらず言えること
つまり、何が言いたいかというと
資格に価値をつけるのは、あなた次第だということ
その資格を取得したきっかけで、どんな活動をしたか、あなたはどんな経験・体験をしてきたか、それを使ってどんなアウトプット・教育・価値を提供できるかが、資格を価値あるもの(=希少性)に変えることができます
求められる人材は、有資格者ではない
企業や、世の中に求められる人材は、資格をもっている有資格者ではなくなりつつある
これから求められるのは、価値を提供できる人!専門性がある人!信頼性がある人!
価値を提供できる人
付加価値をつけるのは、AI・人工知能にはまだできませんし
その人が色んな所から経験してきたことは、その人にしか表現できません
所属しているプロジェクトや会社に付加価値をつけてくれる人は、ぜひ欲しい人材です
専門性がある人
今や、インタネットが普及して有益なことや優れた考え方は、検索すれば出てきます
つまり、誰でもそれなりの発言は出来るようになっているので、これからは、誰が言ったか?が求められます
「○○の専門家が言ったこと」というと耳を傾けませんか?
おのずと、みんな専門性も求めています
信頼性がある人
色んなものを平等に褒める人は信頼できますか?
例えば、テレビCMで有名女優が紹介している、その商品を使っていると思う人はもういませんよね
これからは、信頼性が価値を生み、さらに信頼性が価値を増大させるような世の中になっていきます
防災士のその後
防災士は、専門性があります!信頼性も身に付きます!そして、あなたの行動次第で価値を提供することが出来たら、あなたは、求められる人となります
防災士は、短期的な職につけるというメリットはないものの、まわりまわってあなたにメリットを与えてくれる資格です
・・・みんなが資格取得すれば、希少価値がなくなるのでは?
と思ったあなたへ
防災士が増えれば増えるほど、日本の防災力が高まります
それは、一筋縄では出来ない日本の大きなメリットになります!
まとめ
資格≠価値がある
難しい資格≠稼げる資格
難しい資格≠職につける資格
難しい資格≠価値がある
資格≠安定
資格取得=きっかけ
資格取得=専門性の名刺
防災士は、専門性を身につけ、信頼性を高め、価値を提供できる資格の一つ!
そんな防災士は、防災のみならず色んな方面から求められる人になります
一緒に、頑張りましょう!