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Jackeryポータブル電源の充電温度は何℃まで上がる?サーモ測定

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今やキャンプやアウトドア、災害時や防災グッズとしてさまざまな使い方が出来るポータブル電源の人気は年々上昇しています。

私も日ごろは防災士として企業の防災や地域の防災活動を行っているかたわら、休日はBBQやキャンプをして過ごしているポータブル電源愛用者です。

今回はJackeryのレビュー記事になります。

【目次】
1.Jackeryポータブル電源は充電時に高温になる問題
2.ポータブル電源充電中の温度測定
3.実験まとめ(表とグラフ)
4.Jackeryポータブル電源容量別の使える電化製品一覧
5.【NEW】Jackeryポータブル電源 Ace1500

1.Jackeryポータブル電源は充電時に高温になる問題

Jackeryポータブル電源400

今や色々なポータブル電源が各メーカーから出ていますが、私はJackeryポータブル電源を購入しました。しかし、最後まで悩んでいたことがAmazonの説明欄に書かれていた

「大容量のため、充電中ACアダプターは最大65℃まで温度が上昇し、手で触れるとかなり熱く感じられますが、最大75℃の耐熱設計になっておりますので、ご安心ください。ご使用時は換気の良い場所で充電をお願いします。」

Amazon

という内容についてとても不安でした。

65℃まで上がるととても高温で火事にならないか・・・

本当に65℃以上温度は上がらないか・・・

人気の商品なので大丈夫だろうと思い意を決して購入!

しかし、やはり充電時の高温がどれくらいまで上がるか気になって、調べることにしました。

もし、Jackeryポータブル電源を購入しようと思っている人は、ぜひ購入前に参考にしてください。

2.ポータブル電源充電中の温度測定

時間×充電%×発熱温度

実験日:2021年2月21日
気温:20℃室内
湿度:65%室内

9:55(充電開始0分)×充電42%からスタート×温度25.8℃

いよいよ実験スタート。

10:00(充電5分)×充電43%×温度27.7℃

開始5分で温度上昇が1.9℃

10:20(充電25分)×充電48%×温度47.2℃

体温を軽く超えてきましたが触った感じは、全然熱くないくらいです。

11:05(充電1時間10分)×充電58%×温度58.7℃

充電時間1時間を超えてくると、発熱温度は約60℃まで上がってきました。
素手で長く触れない感じです。

これから何℃まで上がるのか怖い・・・

12:13(充電2時間18分)×充電73%×温度58.9℃

それほど変化はない?残り27%充電できるまでに温度変化はどうなるか・・・

13:00(充電3時間5分)×充電83%×温度64.4℃

ここで充電時間3時間を超えて、充電が42%から83%と41%充電できた段階でAmazonの説明にあった約65℃まで温度が上昇しました。

65℃となると熱くて触れませんでした。

残り17%分で温度は上がり続けていくのか・・・

14:00(充電4時間5分)×充電96%×温度65.5℃

約65℃(64.4℃)まで上がって1時間経ちましたが、温度は1.1℃しか上がっていませんでした!

14:25(充電4時間30分)×充電100%×温度63.4℃

この時点では、充電100%となって給電しなくなったから温度は自然と下がっていました。

3.実験まとめ(表とグラフ)

実験日:2021年2月21日
気温:20℃室内
湿度:65%室内

・充電42%から100%になるまでの時間は、4時間30分
・ACアダプター温度上昇最高温度は、65.5℃

実験結果を表でまとめると

実験結果を充電完了%とACアダプター温度のグラフでまとめると

グラフ結果より、充電%が60%まで温度上昇が著しく、その後は緩やかに上昇することが分かった。

このことで、Amazonで表示してあった約65℃まで温度上昇することが立証できたし、それ以上温度は上がらないことが分かったので安心しました

ちなみにACアダプター以外の部分は、まったく発熱していませんでした。

実験をしていて65℃まで上昇するのがACアダプターのみなので良かったなという印象です。もし、本体の温度が65℃まで上がるとなると怖かったですが、私の感想としては、65℃まで温度上昇する件については全くもって問題ないなという印象に変わりました。

もし、Jackeryポータブル電源を購入しようと思っている方の手助けになれば

4.Jackery容量別の使える電化製品一覧(最新1500追加)

Jackeryポータブル電源には、240、400、700、1000、1500の5種類あります。

1500は2021年3月25日に販売された最新Jackeryポータブル電源です。
大きな特徴としては「413400mAh大容量バッテリー」「ミックス充電対応」「1800W高出力」です。

1500

全容量や特長を表にしています。

ポータブル電源の容量を決めるときに一番優先するのは、自分が使いたい用途に合わせて選ぶことです。

しかし、自分も選ぶときにかなり分かりにくかったし、悩みましたし、時間がかかりました。

何の電化製品に使えるかが簡単に見えるようになっていればいいなと思ったので、下にまとめました。

Jackeryポータブル電源の「容量」で迷っている方は、参考にしてみてください。

Jackeryポータブル電源240で使える電化製品

画像:Jackery

【注意】Jackeryポータブル電源240で使えない電化製品

Jackery ポータブル電源 240は、最大電力200Wの機器が給電できる電源装置なので、200Wを超える機器に適用していません。

例えば:ヘアドライヤー 、ヒーター、トースター、電気ケトル、家庭用炊飯器、電子レンジなどには使えないので、注意してください。

使いたい用途で選びましょう。

Jackeryポータブル電源240

Jackeryポータブル電源400で使える電化製品

画像:Jackery

【注意】Jackeryポータブル電源400で使えない電化製品

画像:Jackery

Jackery ポータブル電源 400は、最大電力200Wの機器が給電できる電源装置なので、200Wを超える機器に適用していません。

例えば:ヘアドライヤー 、ヒーター、トースター、電気ケトル、家庭用炊飯器、電子レンジなどには使えないので、注意してください。

使いたい用途で選びましょう。

Jackeryポータブル電源700で使える電化製品

画像:Jackery

【注意】Jackeryポータブル電源700で使えない電化製品

画像:Jackery

Jackery ポータブル電源 700は、最大電力500Wの機器が給電できる電源装置になるので、500Wを超える機器に適用していません。

例えば:ヘアドライヤー 、ヒーター、トースター、電気ケトル、家庭用炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、製氷機、エアコン、給水ポンプなどには使えないので、注意してください。

使いたい用途で選びましょう。

Jackeryポータブル電源1000で使える電化製品

画像:Jackery

【注目!】Jackeryポータブル電源1000だと使える電化製品が増える

1000W以下の下のような電化製品にも対応できるのが超大容量1000。

画像:Jackery

5.【NEW】Jackeryポータブル電源 Ace1500

2021年3月25日に販売開始されたJackeryポータブル電源のNEW商品「Ace1500」

これまでの最大であったJackeryポータブル電源1000の容量1002Whから大幅容量UPして1448Whに!
また、定格出力が1000Wが最大であったが、驚異の1800Wとなり家庭で使用するドライヤー、掃除機、扇風機、電気ドリルといった家電にも対応できるNEWアイテムになっています!

画像:Jackery

【商品詳細】

業界をリードする大容量
業界をリードする1,488Wh/413,400mAhの電気容量を搭載 1,488Wh/413,400mAhの電気容量を搭載しており、電池残量を気にするストレスが無く,遠くへお出かけしても安心して楽しめる!

定格出力1,800W
定格出力1,800Wでストレスを感じることなく充電できるキャンプやBBQなどのアウトドア、災害で電気が止まった時の電源確保、Jackery ポータブル電源 Ace1500があれば安心です。スマホやPCの充電はもちろんのこと、家庭で使用するドライヤー、掃除機、扇風機、電気ドリルといった家電にも対応しています。

Twin Turbo(ツインターボ)システム
Twin Turbo(ツインターボ)システム搭載により最短3.5時間で満充電が可能。 Ace1500は、300W急速充電器を付属しており、最短3.5時間で満充電が可能です。「急にキャンプの予定が入った」「充電を直前まで忘れていた」なんてことが起きても安心です。

スマートスクリーン
スマートスクリーンが搭載ることで、視認性の高いカラーモニターとなっているため、電池残量を一目で確認でき、インプットやアウトプット、接続の状況についても確認できます。内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると、自動的に「高温/低温」という警告が表示されるなど、ユーザビリティの高いスクリーン設計を実現しています。

電気自動車で使用されるシステムを使用 
バッテリーマネジメントシステム(BMS)をという過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムを搭載しています。Jackeryポータブル電源Ace1500には電気自動車で採用されているBMSを使用することで最高精度の高い安全性を保持しているため安心してお使いいただくことが可能です。

高品質のバッテリーを採用
小型で軽く、高い電圧が得られる 「Jackery ポータブル電源 1500」の重量は15kg。リチウム電池を採用することで、容量の割りには重量を抑えられています。決して「片手で軽々と」とは言えませんが、男性でも女性でも、一人で持ち運べます。 ☑製品使用サイクルの寿命延長を実現 充放電のサイクルの寿命が長く、800回以上に充放電に耐えられるように設計されています。数十年単位で使用できる、まさに一生もののポータブル電源です。

2年間保証
ご注文日から24ヶ月のサポート(保証)を提供させて頂くサービスです。万が一何か問題や初期不良などがございましたら、お気軽にご連絡ください。【付属品】Jackery ポータブル電源 Ace1500本体、ACアダプター、車載用充電シガーソケット、トランスジャック、取扱説明書(日本語)が付属します。
※本機の仕様及び外観は、改善のため予告なく変更することがあります

Jackery公式ホームページ

とてつもなくパワーアップされて、非常に頼もしいアイテムになりそうです!

ポータブル電源をさらに、最強にするアイテムがあります!!

蓄電池は有限です・・・ポータブル電源は充電が空になると使えない・・

しかし、これらポータブル電源には太陽光で充電する付属品があります。

それは、ソーラーパネル!

つまり、自然エネルギーを利用し、いつまでも電気を供給できるアイテムに。

先ほど取り上げた、ポータブル電源専用のソーラーパネルです↓↓

Jackeryポータブル電源用ソーラーパネル

晴れの日に、ポータブル電源を太陽光で充電することができるので長期避難所生活に役立ちます。

【注意】Jackery ポータブル電源400、700、1000、1500のみソーラーポータブル電源に対応しています。

Jackeryソーラーパネル

ソーラーパネルを使った充電時間の目安

・Jackery ポータブル電源 1500 約22時間
・Jackery ポータブル電源 1000 約17時間
・Jackery ポータブル電源 700 約14時間
・Jackery ポータブル電源 400 約7.5時間

いかがでしたか?

私がポータブル電源を購入するときに「迷って」「調べて」「時間をかけた」内容をこの1記事に集約しました。

ポータブル電源を選ぶ参考、時短になれば幸いです。

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