防災

コロナ時代の避難所は大丈夫?どう変わる?変化した対応を知ろう

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こんな悩みを持った方に、見てもらいたい内容があります

新型コロナウイルスの影響によって避難所の変化もあっています

避難所の良いところと言えば、被災した人達で一か所に身を寄せ合い、励まし合って災害を乗り切るところにあります

しかし、新型コロナウイルス感染後の避難所は変わらなければなりません

・換気の悪い密閉空間
・多数が集まる密集場所
・間近で会話や発生する密接場面

3密を避けながら避難生活を送ることになります

これは、これまでの避難所生活でやってきた取り組みの真逆と言っていいほど変わります

その内容を細かく書き出しました

人と防災未来センターが発表した「避難所開設での感染を防ぐための事前準備チェックリスト」から、防災士目線で読み解きます

この記事を見終わった方は、これからの災害時の避難について見る前と比べて安心して避難できるようになりますよ

そして、避難できるということは、より安全な場所に行けたってことになります

どんなものが変わるのか見ていきましょう

【目次】

1.衛生用品の強化

・液体せっけん
・アルコール消毒
・除菌シート
・次亜塩素酸ナトリウム液(0.05%)
・消毒液を入れる容器
・非接触型の体温計
・ペーパータオル

これらがコロナ後では、強化されます

自治体に任せっぱなしにならないように、個人での防災グッズにも自分の手を消毒するアイテムは追加しておきたいですね

2.避難所の職員用も十分な感染予防を行う

多くの人と接する避難所の従業員も、十分な感染予防が必要になります

避難生活は長く続くこともあるので、長期間の使用にも耐えれる備蓄数を確保しておきたいです

・使い捨てマスク
・布マスク
・ゴーグル(無ければ、メガネ等で代用も考慮)
・長袖ガウン/ビニールエプロン
・足踏み式ゴミ箱
・ゴミ袋

みなさんのお世話をする職員も医療従事者と同じであり、感染してしまっては機能が低下します
私達一人一人が配慮を持った避難生活がより一層求められるようになります

3.安全面の知識強化

避難所の職員は、皆さんを感染させないように安全面の知識を学ばれます

・感染予防策、衛生用品の説明
・手袋、マスクの装着方法
・手袋、マスクの脱衣方法【特に重要】
・飛沫、感染リスクの説明

特に高齢者の方への感染リスクを避けなければならず、理解してもらう説明力が求められるので、もし家族の方が一緒にいれば家族で説明し合うようにしたいですね

4.安全の管理体制を作る

・職員の体調管理方法、対応ルールを作る
・業務従事後のルールを作る

今までにない体温チェックや、仕事終わり後の動きに関して決め事を作ります

決め事を作ることで、もし感染者が出た場合でも濃厚接触者を特定しやすくなるというメリットがあり、完全拡大を加速させないで済みます

5.色んな方への配慮

・人権に配慮したポスター掲示
・多様な情報で確実に届ける
・多様な配慮で生活を支援する

様々な方への配慮をしなければならないので、情報や生活の多様化が求められます

家族の方のサポートがとても心強いので、家族の方が一緒にいれば職員への協力をお願いします

6.自宅待機者・療養者・ホテル療養者

PCR検査結果待ちや陽性の方への対応も新たに考えられています

・連絡先の確保
・避難時は衛生用品を持参する
・ホテルなど家族と離れて避難する可能性がある

コロナウイルスにかかっている可能性がある人は、他の人と離れて避難生活をすることになります

7.避難を恐れない

・命を第一に考え避難を恐れないこと
・防災グッズを持参して避難すること
・衛生グッズを持参して避難すること

医療チームとの連携も避難所準備に入っているので、コロナの感染拡大を恐れて避難を躊躇することが無いよう、まずは避難優先です

個人の防災グッズ、マスクなどの衛生グッズは持参して避難しましょう
自治体が保管している数には限りがあるので、出来るだけ長期の避難所生活を送れるよう一人一人の協力が必要です

8.避難所ルール

・避難所内の新しい配置
・後で連絡が取れる避難者名簿
・手洗いなどのルール
・掃除、消毒などのルール
・受付から避難先までの流れ
・妊産婦などの要配慮者への対応

世帯単位で他の世帯とのソーシャルディスタンスを確保することが求められるなど、感染拡大防止のためのルールが設定されます

避難者の協力が不可欠な避難生活になることを知っておきましょう

9.体調不良者への対応

・感染症を疑う有症状者への対応
・隔離室、テントの準備
・相談担当者の設置

体調不良者が申告しやすい雰囲気や環境造りを目指されてるので、少しでも体調が気になったら申告して相談しよう

10.環境の再整備

・長期的な避難所レイアウトを考える
・健康状態に合わせた避難生活スペースの検討

避難生活は長期化することも考えておきましょう

11.衛生的な環境造り

・手洗い場/足洗い場の設置
・共同スペースの衛生環境
・衛生に配慮した食料管理と配布方法
・衛生に配慮した物資配布方法

共同スペースは生活リズムが違う人たちが一緒に生活するから、ルール作りが大切。そして、衛生的に保つことが感染症などの2次災害を防ぐことになる

12.資機材の調達

・段ボールベッドとパーテーション(拭ける素材)
・ビニールシート
・自立型テント
・洗濯機
・仮設トイレ
・冷蔵庫
・扇風機やスポットクーラー(夏季用)

体調不良や精神的負担をいかに防ぐかが重要になる

13.ゴミについて

・世帯ごとのゴミ袋
・足踏み式ゴミ箱/フタ付き
・感染症廃棄物として扱う時のルール

ゴミの種類毎で分けて捨てるルールを決めておくと、不衛生になりにくい

14.保健医療体制

・救護所の設置場所
・感染症者以外の傷病者の搬送
・保健師の巡回
・避難所に入るさまざまな支援者への対応

保健医療体制を整えてくれるので、安心して避難できますね

15.まとめ

新型コロナウイルスの影響で、避難所も対応をしているので
「避難して大丈夫かな」「避難所のコロナ感染が心配」と思わずに、まず命優先の避難をしましょう

保健医療体制も整えてるので大丈夫です

そして、私たちも避難するときは、防災グッズと衛生グッズを持参して避難するように心がけましょう

それでは、最後まで見ていただきありがとうございました

身近な人で、災害が起こったときの避難所が感染するのではないか?と思っている人がいればこの記事を教えてあげてください

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