今回は、ラップ、レジ袋、ジップロックについて!
防災目線でみると、日用品に日ごろ思いつかない「 防災アイデア 」が!
さっそく、どんな使い道があるか一緒にみていきましょう
ラップ[ラップフィルム]×防災
ラップはお皿に盛りつけた食材の乾燥を防ぐために使ったり、レンジで温めるときに使うものですよね
透明で、薄くて、ひっつきやすく、切れやすいのが特徴でとても使いやすい
普通の使い方でも、食べ物を乾燥から守るところは避難生活でも、とても役に立ちます
そんなラップを別の防災目線で見てみると・・・
✔ お皿代わりになる
紙皿にラップをひいて使えば、食べ終わった後ラップを捨てれば紙皿が再び使える
断水時や避難所で使えるアイデアです
✔ スポンジになる
ラップを丸めてボール状にすると、食器を洗うスポンジとして使うことができる
泡も立つため、体を洗うボディスポンジとしても使える
✔ 物をまとめることができる
物をラップでくるめば、種類毎でまとめて整理することができる
✔ 紐が作れる
ラップを長く出して棒状にすると紐ができる
強度が必要な場合は、3本を三つ編みにすると、とても頑丈な紐となる
✔ 防寒になる
NHKでも紹介された手法です
お腹に新聞紙を巻き(無くても良い)その上にラップを巻くと、腹巻になり防寒できる
また、靴下の上からラップを巻くと足の防寒になる
✔ 包帯の代わりになる
ケガをしたとき、傷口を消毒し、ガーゼをして、その上にラップを巻くと、包帯代わりになる
腕を骨折したときは、首から支える三角巾としても使える
【注意点】
人は皮膚から熱を出して体温調整しているので、ラップを巻いたら汗がたまります。衛生的にもこまめに交換することをおすすめします
過去に衛生グッズも紹介しているので、一緒に見てみてください↓↓
✔ メモ紙の代わりになる
マジックで書けるので、メモ紙が手元に無くてもラップに書いてメッセージを伝えることができる
✔ 防水になる
水に濡れたら壊れるもの、大事な紙などに巻くと防水シートの役目にもなる
✔ 不衛生な物と区別することができる
生ものや不衛生なものをくるめば、キレイなものと不衛生なものを区別することができる
レジ袋×防災
レジ袋は、その名の通り買い物した時にもらうビニール袋
家では、そのまま捨てる人もいれば、再利用している人、ゴミ入れとして使っている人もいるでしょう
では、防災目線ではどんな使い方があるでしょうか
✔ そのままバックとして
レジ袋は軽くて場所を取らないので、持ち運びがとても良いバックになる
破れていなければ水も運ぶことが可能、また段ボールと合わせて使う事でより多くの水を運ぶことができる
✔ そのままゴミ袋として
避難生活でもゴミは発生します
ゴミ袋として身の回りのゴミを入れておき、溜まったら捨てに行く・・・
避難生活では、とても気を遣うことが多いです
ゴミを捨てに行く頻度を少なくできることは、寝ている人を起こさないようにするなど、気を遣う頻度を減らすことになるので精神的にも助かるアイテムと言えます
✔ 簡易トイレ
レジ袋に新聞紙を切って、くしゃくしゃにしたものを入れると簡易トイレの完成。新聞紙がない家庭はタオルでも代用可能
そのまま、口を縛って匂いが漏れないようにして、捨てるときまで保管しておきましょう
✔ 簡易おむつ
レジ袋の横を切ってタオルを敷けば、簡易おむつの完成
おむつが無い場合でも、しのぐことが出来ます
✔ 手ぶくろ代わり
手が洗えない状況で、レジ袋を手にはめれば手袋になる
不衛生なものや汚いものを手でつかむときは使いましょう
✔ 足の防寒になる
レジ袋に足をいれてから靴を履けば、防水になる上に防寒になる
洪水時に溢れた水は、生活排水や下水も含まれていて細菌や病原菌が多くいるので、出来るだけ足を水に濡らさないように
✔ 止血になる
ケガをした人が血を流していたときは、傷口を清潔なガーゼなどで覆いレジ袋に手を入れて傷口を強く抑えましょう
直接血に触れることがないので安心して止血可能
✔ 三角巾代わりになる
腕を骨折した場合、添え木などで腕を固定した後、首からレジ袋をさげて腕を入れることで支えることができる
✔ 雨具になる
レジ袋を切って、頭から覆えば雨具になる
✔ 皿の代わりになる
紙トレーや新聞紙で作ったお皿に、レジ袋をしくことで、紙トレーが汚れず皿を再利用できたり、節水になる
ジップロック×防災
ジップロックはみなさんも多用していると思います
口を密閉出来るところが特徴ですよね
防災目線でみても、かなり使えるアイテムになります!
✔ 食材やお菓子を入れておく
保存食を開封して、食べきれなかったときや、お菓子を開封して保存しておきたいときに入れておけば食べ物は長持ちします
✔ 防水アイテムにすることができる
スマホを入れて防水にしたり、汚れるところでスマホを使用する場合も入れておけば汚れる心配はない。さらに、袋の外から操作できるところがとても便利
袋に入れることで、あらゆるものを防水アイテムにできる
✔ 衛生グッズを保存
衛生グッズは、その名の通り衛生に保管しておくことが求められる
ジップロックの口を閉めることで、外との接触をさえぎりとても衛生に保管できる
✔ 物の整理整頓に使える
ジップロックは大きさが色々あるので、色んなものを入れてまとめることができる。さらに、ペンで文字も書けるため整理整頓にとても使える
✔ 氷枕になる
ジップロックに氷を入れて口を閉めれば氷枕が完成
やけどを冷やす時や熱が出た時などに一度試してみてください
✔ かさばらず収納
かさばる服やタオルを入れてまとめると、かさばらず収納できる
また、防水になるので濡れる心配がない
✔ 貴重品入れ
口が完全に閉まることを利用して貴重品をまとめて入れておくことが可能
【注意点】
ジップロックはほとんどが透明なので、外から中に何が入っているか見えます
良い点でもあり悪い点でもあるので、貴重品を入れても肌身離さず持ち歩きましょう
まとめ
いかがでしたか?普段使っているものが、防災目線で見てみてもかなり使えるアイテムだと思いませんでしたか?さらに、こんなものにも使えるなんて・・・
1商品1役ではなく
1商品7役以上の働きをする
ラップ、レジ袋、ジップロックを
ぜひあなたの防災グッズに加えてください
また、他にもこんな使い方があるよ!など知っている人がいましたらコメント欄から教えてください